インタビューVol.2

『エッセンシャルワーカー応援ほけん』共同プロジェクト開始に込められた想いとは

2021年5月11日に開始となった、『エッセンシャルワーカー応援ほけん』プロジェクト(注)。プロジェクト支援させて頂いた立場から、込められた想いについてお伺いしました。
(インタビュアー:アクセンチュア株式会社 インタラクティブ本部 大山奈穂)

 

▶インタビューVol.1「コロナminiサポほけん(正式名称:特定感染症保険)」発売に込められた想い

 

大山
『エッセンシャルワーカー応援ほけん』プロジェクトがスタートします。まずは、今のお気持ちをお伺いできますか?

髙橋
「寄付」と「感謝の気持ち」を保険とともに届けられる『仕組み』が、今回実現しました。ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営するインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」を通じて個人・法人から寄付金を集め、医療従事者の方へ「エッセンシャルワーカー応援ほけん」をお届けします。

医療の最前線で新型コロナと対峙する医療従事者の方々に、感謝の気持ちを保険という形で届ける、寄付と“ほけん”をコラボレーションした新しい形のプロジェクトですので、これまで寄付をしてきた方も、寄付が初めての方も、医療従事者を応援したいという気持ちを届けてもらいたいと思っています。

 

大山
日本では寄付自体がまだまだ浸透していない部分もありますが、ニュースなどで医療現場のひっ迫した状況を知り、何かできることはないかなとお考えの方が、『エッセンシャルワーカー応援ほけん』プロジェクトを通じて応援したい気持ちをカタチにできると嬉しいですね。

髙橋
保険という領域でのチャレンジですが、最も実現したかったのは応援したいという気持ちを、つなげる、届けるという部分です。寄付者と医療従事者の皆さんは「セキュリテ」上で感謝と応援の気持ちを伝え、お互いにつながることができます。応援したいという気持ちが込められた保険で医療従事者が安心して働くことを実現したいと思っています。
「保険でできること」を超えて、何が世の中に必要なのか、それはどんなカタチであるべきかを常に問うように心がけています。

髙橋 聡 / Akira Takahashi
第一スマート少額短期保険株式会社 代表取締役社長

 

大山
何かあったら給付金が支払われるという保険の原則は、時に顧客ニーズに応えたカタチにすることが難しい場合もあります。今回の寄付×保険のコラボレーションは、保険ならではの強みを活かしながら温かみのある新しいカタチだと思っています。他商材にはない保険のありがたみを再認識させられました。「保険」には将来どのような可能性があるでしょうか

髙橋
保険の持つ「安心」は、これからも大切にしていきたいと考えています。ただ、保険も時代にあわせて進化していく必要があると考えています。もしかしたら、それはこれまでの保険の枠組みを超えて人をポジティブにする相棒のような存在なのかもしれません。そっと寄り添う、ふと気づけばそこに「安心」がある、そんな保険の新しいカタチを実現していきたいと考えています。

 

大山
設立されたばかりですが、これからがとても楽しみですね。今後も新しいチャレンジをご一緒させて頂ければと思います。ありがとうございました!

 

(注)『エッセンシャルワーカー応援ほけん』共同プロジェクトは、医療従事者への応援の輪を拡げていくことで、新型コロナウイルス感染症予防の重要性を再認識 いただくとともに、医療従事者への感謝と応援の気持ちを“ほけん”として届けることで、最前線で新型コロナウイルス感染症と対峙する一人でも多くの医療従事者 の皆さまが、少しでも安心して働くことができるように応援をするものです。(詳細はこちら